これまで、安全カバーや機械カバーのヒンジといえば、SUS製やミスミのストップ蝶番をよく使ってきました。
価格も手頃で、用途によっては十分に役立つアイテムです。
ただ、どうしても「板金パネルをしっかり支える力」が足りず、
大きめの扉や重量のあるパネルでは、ステーやエアシリンダーを併用する必要がありました。
しかしステーには取付スペースの制限があったり、角度調整がシビアだったりと、なかなか一筋縄ではいかない課題も多かったんです。
目次
そこで登場!スガツネ工業のトルクヒンジ
このヒンジ、正直すごいです。
上に持ち上げるときは軽く開き、止めたいところでピタッと保持。
しかも、ほっといても下がってこない。
閉めるときの感触も絶妙で、軽すぎず・重すぎず・ちょうどええ。
板金パネルをしっかり支えつつ、扱いやすさも抜群。
まさに「力持ちで気の利くヒンジ」です。

世界初のトルクヒンジ
スガツネ工業の公式リリースによると、
この製品は、トルクヒンジにダンパー機能を組み込んだ世界初の製品。
従来は別々の部品で構成されていた「トルク(保持)」と「ダンピング(動きの制御)」を、
わずか一つのヒンジで実現しているんです。
そのため、
- 扉が“ガクッ”と落ちない
- 開閉がスムーズで静か
- 設置スペースを取らない
といったメリットがあり、機械カバーや点検扉、安全カバーなどに最適。
「これ1個で完結する」安心感があります。

まとめ
- スガツネ工業のトルクヒンジは、世界初のダンパー一体型トルクヒンジ
- 板金パネルをしっかり支え、開閉位置でピタッと保持
- 操作感が心地よく、取付もすっきり
- 見た目も堅牢で高級感あり
ちょっと価格は上がりますが、その分の価値は十分。
お客様の予算が許せば、ぜひおすすめしたい逸品です。