2022年9月 Burkina Fasoへ
私たちには、JICAのインターンシップを通じて当社で技術を学んだビジネスパートナーがブルキナファソにいます。今回は彼と一緒に、ソーラーチャージャーに関するプロジェクトに取り組むため、ブルキナファソへ渡航しました。
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目的
このブログを読んでいる方ならご存じの通り、私たちは革新的なソーラーパワー技術を持っています。通常、オフグリッドの太陽光発電システムを構築する際にはバッテリーが必要ですが、そのバッテリーのコストが大きな課題となっています。
ここブルキナファソでは、長時間の日照があるにもかかわらず、太陽光発電の利用は限られており、特に電力が供給されていない農村部ではあまり普及していません。私たちのバッテリー不要のソーラーシステムが広く使われることで、誰もが手頃な価格で電力を利用できるようになることを目指しています。
ソーラーパネルの価格と性能の調査
現地で入手できるソーラーパネルは、性能的には十分なものが多いですが、稀にに発電しないパネルもあるため、テスターを使って性能を確認することが大切です。
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パイロットプロジェクト
私たちは、新しい太陽光発電技術を普及させるための検証プロジェクトを実施しました。このプロジェクトを進めるにあたり、パートナーが電力省に候補地の選定を依頼しました。地域責任者がしっかりと準備をしてくれていたおかげで、スムーズに進行することができました。
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現地のテレビ局もこのプロジェクトに興味を持ち、取材に来てくれました。彼らは新しい技術に非常に興味を持ったようです。当日のセレモニーの様子は、その日のうちに放送されました。
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この放送のおかげもあり、実際の商品を見た多くの方々と契約を結ぶことができました。
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ビジネスにおいて、低いメンテナンスコストは重要な要素です。特に、現地の住民にとってはバッテリーのコストが大きな負担になっているようです。
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可能性
今回は、ソーラー充電器と充電式ランタンを活用した実証事業を行いました。事業を実施した地域は首都からそれほど遠くない場所で、携帯電話の充電だけでなく、テレビや扇風機、冷蔵庫といった家電製品にも対応する電力を求める声が多く聞かれました。さらに地方に行けば、ソーラー充電器の需要はさらに高まると思われますが、地方は治安の問題があり、地元の人々でさえ行くことを躊躇している状況でした。
実際、帰国時に軍事クーデターが発生し、帰国に大変苦労しました。
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