お客様のニーズに応じた最適な提案を

安全カバーの樹脂扉用マグネットを選ぶ際、「どれを使えば良いのか分からない」と悩むお客様は少なくありません。実は、マグネット製品の選定には吸着力の数値だけでは判断できない重要なポイントがあるのです。今回は、実際に製品を提案した事例をご紹介します。

課題:吸着力が弱いマグネットを探している

あるお客様は、以前からSFA-40Bを樹脂扉の安全カバーに使用されていました。SFA-40Bは金属製で締付トルクの管理が容易なことから、多くのお客様に高い評価を得ています。しかし、今回のお客様は「もう少し吸着力が弱いマグネットを使いたい」とのご要望をお持ちでした。樹脂扉の場合、強すぎる吸着力は扉を傷つけたり開閉がスムーズでなくなったりする可能性があるためです。

提案:C-54-1への切り替え

私たちは、お客様のご要望に応じて タキゲンのC-54-1 を提案しました。この製品は比較的安価で、吸着力が控えめなため、樹脂扉に最適です。実際、数値上はC-54-1の吸着力が19Nと、SFA-40Bの14Nを上回るのですが、実際の使用感では「C-54-1の方が吸着力が弱い」と感じられることが多いのです。これには、マグネットの磁力分布や設置環境の違いが影響しています。

ポイント:専門知識に基づく製品選定が鍵

SFA-40BもC-54-1も、それぞれに素晴らしい特性を持った製品です。しかし、どちらを選ぶべきかはお客様の用途や求める性能によって異なります。特に、吸着力については数値だけでは判断が難しい場合が多々あります。製品選定にお困りの際は、専門的な知識を持つ私たちのような会社にぜひご相談ください。

商品詳細

販売:タキゲン
品番:C-54-1
吸着力:19N

販売:SUS
品番:SFA-40B
吸着力:14N

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